日本で一番早い桜
自宅から車で10分のところに
『嘉数公園』がある。
高台にあり、
遊具や広場も充実していて
ファミリーに人気の公園だ。
沖縄は、寒さのピークを超え
春の兆しが
桜が咲き始めた。
公園全体では
まだ3分咲きかな。
満開になったら
めちゃくちゃキレイだろうね。
夜桜スポットとして有名なのが
今帰仁城。
わざわざ遠く名護まで行かなくても
自宅近所でキレイな桜が観れることに
感謝。
沖縄の桜は
『寒緋桜』と言って
濃いめのピンク。
ヒラヒラと散ったりはしないが
存在感はバッチリ。
冬の沖縄に遊びに来たら
日本一早い桜と戯れるのもいいかも。
今ぐらいから2月上旬まで楽しめます。
この『嘉数公園』
実は、もうひとつの歴史的な顔が、、、
ココの高台、
戦争中には米軍の侵略を防ぐため
2週間以上も一進一退の死闘を繰り広げた場所。
日米両軍共に多くの尊い人命が失われた
激戦地だ。
立地特性として
今でも普天間基地が見下ろせる。
今話題の普天間基地は
戦後に造られたものではない。
戦争中に
沖縄に米軍が上陸し滑走路を造った。
戦争中はもちろん、
戦後も強引に土地を略奪して
基地領土を拡大したらしい。
そんな場所だから
要塞としては絶好の場所だったのだろう。
公園内には、
トーチカの残骸があった。
このトーチカ、
鉄筋コンクリート製の分厚い壁と天井で覆われている。
視察用と銃撃用の最小限の穴が
数ヶ所だけ開いていて
中は息も詰まるような密室だ。
穴は普天間基地の方角を
しっかり見据えて造られていた。
たった60年前
ココで殺戮が行われたことが信じられない。
桜の咲く
ファミリーに人気の嘉数公園。
平和と幸せがいつまでも続くことを願う。
公園のはずれの
目立たない場所に
ひっそりとたたずむ
『護獅子』
米軍の砲撃で粉々にされたものを
村人たちで復元したらしい。
争いを止めないアホな人間たちが
これ以上破壊行為を続けないよう
いつまでもお護りください。。
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