汚れた沖縄
今日の沖縄は不安定な天候
晴れ間を求めて車を走らせていたら
今帰仁村まで来ていた。
地元住民の集落の中、
サトウキビやオクラの農地の
アゼ道を突き進んで行った先にある
平凡な砂浜が以前から気になっていたので
せっかくなので立ち寄ってみた。
ハブや虫が突然出てきそうな道を
歩いて進んで行くと、砂浜に出た。
いきなり目に入ってきたのがコレ。
ビーチパーティの残骸。
観光客かもしれないけれど
こんなとこに来る観光客もいないので
多分地元の人。
これは漂流ゴミ。
今帰仁といえば、まだまだ自然に包まれた
北部のキレイなエリアと認識されているが
観光客の目の届かない場所では
こんなになっちゃてる。
私が住む中城村の海などは
工業地帯と農業地帯の混在エリア
というのも相まって、
ゴミだらけ。
それも多くは
故意に捨てたと思われるゴミばかりだ。
悲しいね。
自然に囲まれていると
それが当たり前だから
希少価値や重要性などの意識が
欠如してくるのかな。
観光客が目にするビーチや
キレイな海は、
デコレーションされている自然ということ。
でもね、
そんな海にも、きっと
ガンバって生きている生物がいるハズ
と思って
今帰仁の海に潜ってみました。
いたよ。いたよ。
白化した珊瑚の死骸と
無機質な砂と岩の連続かとおもいきや
岸から沖へ300mぐらい泳ぐと
パラパラと魚たちが生きてました。
天候のせいか視界も悪く、
あまりいいショットは撮れなかったけど
ニモにも会えました。
埋め立て反対!もいいけど
まずは自分たちの周りから
自分たちができることから
守っていかないとね。
大好きな沖縄の自然。
汚れた現実を直視した日となりました。
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