シリコンバレープライベート編2013最終版
ついに帰国です。
11日間って、ホントすぐ。
Ryukyufrogsと改名して初めての期であり、ITfrogs時代から数えると5期目の今回。
それぞれの個性の立ち具合、仲良しではない競い磨き合う仲間意識、年齢関係なくポジティブで主体的に考動する姿勢、やるときゃやるのメリハリ感などなど、結構頼もしいと感じられる期となりました。
真面目な内容を見たい方はコチラ。
シリコンバレープライベート編なので
それ以外のネタをご紹介。
毎度利用しているホテル。
なんと今年は改装されてトレーニングルームが
車移動と訪問活動、PCデスクワークなどでドロドロになったカラダを蘇らせるには、Niceなアイテム。
スタートレック見ながら、ランニングと筋トレを約1時間みっちり。汗だくになったけど、シャワー浴びた後の爽快感は格別。
溜まった疲労が抜けていく感じがします。
どんなに忙しくでも、疲れてグダグダするより運動しちゃったほうが、絶対すっきり。
あと運動以外に、モチベーション維持に大事なのが食。
ついに行きましたよ。サンフランシスコ。
Fisherman's Wharf
今までサンフランシスコは仕事やプライベートで5~6回来ているものの、いつも用件のみか、素通りコース。
観光ってしたことなかったんですね。
ついに見れました!
いかにも観光地で、テンション上がりますねー。
当然ランチはシーフード。
ちょっとあやしい店が建ち並ぶ通りで、アテンドのおじちゃんが元気な店に入ってみました。。
Crabのバター煮、オイスター、シーフードサラダなど王道メニューをオーダー。
金額も張るけど、旅先でケチってもしょうがないので、ココは奮発。
蟹も牡蠣も、やっぱり味は日本食に軍杯。
でも、美味しく現地の雰囲気や味付けを楽しみました
きっと高度制限や景観条例みたいなヤツがあるんだろうな。
観光地沖縄に置き換えてみると、ガックリ。
首里と北谷以外は、ただの内地の街作りの何ら変わらない。特に基地返還された新都心エリアとかって、とっても残念な街づくり。
最近返還されたゴルフ場跡地も大型ショッピングセンターになる予定だし、ホント芸が無いよね。
観光地なんだから、こういうことこそ行政がしっかり条例で建築制限して、長期的な資産として街を発展させていくべきなのにね。琉球瓦や、石畳など、素晴らしい素材や文化をもっと全面に出さないと。。。
おしゃれで絵になるね。
映画『ザ・ロック』で有名な
脱走不可能な刑務所アルカトラズですよ。
ションコネリーとニコラスケイジがいい味出してる大好きな映画のひとつ。
サンフランシスコとアルカトラズが同じ場所にあるって全く意識していなかったので、逆にテンションUP。
あとサニーベールに帰る前に、ゴールデンゲードブリッジにも立寄りました。
コチラもお決まりの記念写真で
最終日は、美味しい韓国焼肉屋さんに行ったのですが、携帯電池切れで写真無し
骨付きカルビやロースにタン、サンチュに味噌とニンニク挟んでガブリといけば、美味いに決まってるでしょ。他にも豆腐チゲやチヂミ、数種類のナムルやキムチ、ビビンバなどもあり、かなり満足
最終日にふさわしいディナーになりました。
ホテルの朝食メニューは、何年間もずーっと同じメニュー。
メインはパンケーキかシリアルで、それにゆで卵にソーセージ、ヨーグルトにドリンクというセットが毎日なので、飽き飽きしちゃうんですが、これも最後の日なので、味わって食べました
みなさん、おつかれさまでしたー。
サンノゼ空港では、大好きなフルーツとサラダをたらふく食べ、機内食でも2食完食。
これだけ食ってたら、体積増量確定です
ここからは私的な所感。
シリコンバレー、毎回刺激を受けますね。
今回の気づきとしては、GoogleやTwitter、Evernoteなど、著名な企業にも訪問しましたが、IT企業でありながら社員はエンジニアとそれ以外が半々でいるということ。
エンジニアばっかりという先入観を覆されました。
マーケティングやセールス、事業企画に、人事、法務、財務など、会社の成長には欠かせない役割を持った人たちが50%いることで、企業成長のバランスを維持しているんだって。
お互いがプロ意識で、自分ができることとできないことを尊重し補いながら支え合う組織。
ま、利益を出しているからこそできる技ですが。。。
あと、シリコンバレーにある著名企業の人事評価システムが、現在の勤務先で導入している制度に限りなく近いということ。
自分でやるべきことを決め、それをどれだけやるか、また途中でどれだけ新たなチャレンジを追加したか、など成果を縦のラインで数名のマネージャーが定期チェックして評価する制度。
自己完結型の成果主義。
結果重視でプロセスは自由。
極端な話し、自宅で勤務してもいいし、時間の制限もないので、昼から仕事して夜やってもいいし、早朝からやって早めに切り上げてもいい、という働き方。
自己を律し、プロとしての意識が根付いているからこそできる高いレベルの『自由』
日本は管理する、されることに慣れているし、集団でいたり、横並びなことに安心する風潮があるので、なかなか個人プレーができない。
特にガンなのが、労働基準法。
昭和初期にできた法律を今でも続けているんだから、時代錯誤もあったもんじゃない。
10年ひと昔といっていた時代ならまだしも、今は半年前のことが古くなる時代で、法律だって常に進化しないと民間企業の成長を法律が妨げるよね。
シリコンバレーの働き方は、メリハリが完璧。
やるときゃやるし、見切るときはスパッと。
スタートアップなら軌道にのるまでは、休みなく朝から深夜までガムシャラだし、大手企業にいる社員だって、深夜や休日などやるときゃやるわけで、そこはあくまで成果主義。
だけど、周囲に気遣っての残業とかは絶対無いし、自分のプライベートを犠牲にするようなことはしない。
会社のコミュニケーションだって、仕事中にストレートな意見交換をする文化が定着しているので、わざわざ本音を引き出すための夜の飲みニケーションなんてほとんど無いし、目的達成のため限られた時間内でビジネスもコミュニケーションも完結している。
日本人って、なんでオフィシャルな場面で本音が言えないんだろうね。
ゴールが同じなら直球トークで全然いいのにね。
後で、「あのときさー」とか「誰々がこう言ってたじゃん」みたいな会話って、スピード感と生産性も無いのにね。
とはいえ、あまり合理主義や個人主義ばかりが進んでしまうのも違うと思ってます。
やっぱり日本人は、わびさびや義理人情、「人として」だったり、察する心や、おもてなしなど、外国人にはわかりづらい部分があってもいいと思ってます。
ただプロのビジネスシーンでは、日本の良いところを理解しながらも使い分ける器用さが必要だよね。
うん、経営や生き方に正解は無いから、常に模索し続けていくしかないっすね。
日本流でもない、欧米流でもない、琉球オリジナルな組織や人を育成していきたいっす。
はい、まだまだやりたいことだらけ。
不器用に走り続けます!!
あ、帰国後最初に食べたのは、大好物の和風ダシで煮込んでから冷やしたトマトとオクラ。
やっぱ俺、日本人だ
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